『論語と算盤』第二章「立志と学問」の中で、渋沢栄一は「大立志と小立志との調和」の大切さを説いています。
大きな志と小さな志は切り離されるものではなく、日々の積み重ねの中で調和していくものです。
いきなり大きな目標に到達するのではなく、目の前の小さな志を一つひとつ実現していくことが、やがて大きな志へとつながっていきます。
この考え方は、片づけや相続対策にもそのまま当てはまります。
「いつかきちんと整理しよう」「しっかり相続対策をしよう」と考えていても、日々の行動に落とし込まれなければ、なかなか前に進みません。
しかし、今日は書類を一つ整える、今日は通帳を確認する、といった小さな行動を積み重ねることで、全体が少しずつ整っていきます。
メジャーリーガーの大谷翔平選手が高校時代に活用していた、9×9のマス目を使ったマンダラチャートも、大きな目標を達成するために必要な要素を細かく分解し、日々の行動に落とし込む考え方です。
中心に掲げた目標を実現するために、具体的な小さな目標を積み重ねていきます。
片づけも相続も、特別なことから始める必要はありません。
いま自分ができることに優先順位をつけ、小さく着手していくことが大切です。
日々の小さな選択と行動を積み重ね、大きな安心へとつなげたいものです。
(2026.4.2)
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