代々受け継いできた土地について、「できれば長男に管理を引き継いでほしい」という考えを持たれる方は少なくありません。
一方で、「他の兄弟との関係をどう整えるか」に悩まれるケースもあります。
ある地主のご家庭では、
・自宅
・賃貸不動産
・先祖代々の土地
を所有していました。
父としては長男に承継してほしい想いがありましたが、「不公平と思われないだろうか」という不安も抱えていました。
そこで、家族で話し合いながら、信託を活用して承継方針を整理しました。
具体的には、
・委託者:父
・受託者:長男
・受益者:父→妻→長男系統
・信託財産:土地・賃貸不動産
という、受益者連続型信託を活用したケースです。
土地管理を長男が担いながら、承継の流れも事前に整理しました。
結果として、
・父の想いを形にしやすくなった
・長男も責任を受け入れやすくなった
・兄弟間で将来の話を共有しやすくなった
という変化がありました。
相続対策では、「平等」が重視されることもあります。
ただ実際には、“誰が管理を担うのか”まで含めて整理することが、家族に合った形になる場合もあるのです。
(2026.5.28)
相続対策のご相談を中心に、「何から始めればいいか分からない」という段階からのサポートを行っています。